荒熊大神について
荒熊大神は、伏見稲荷大社の奥の宮にある熊鷹池に鎮座される熊鷹大神の霊場において修行を積み
十万巻以上の心経の功徳によって、大いなる神力を会得されました。 悪縁で苦しむ人々へ、良縁を授けるためにこの地に鎮座された大神です。
逸話
商売繁盛
染色を商いとする大西という人が藍色を出すための染料の調合がうまくいかず悩み苦しんでいました。 そこで一心に大神に教えをこうたところ、大神より染料の調合の仕方のお告げを受けました。 お告げのごとく染められた素晴らしい藍色を作ることができ、その後、商売もますます繁盛しました。
天災除け
毎月28日に不動明王供養祭の天災除護摩焚きを務めております、護摩焚きの際に幣が燃えたら災いが起こるといわれております。
縁結び
良縁を望む方が神社に参拝し、縁結びの鈴に祈願・絵馬を奉納したところ 良き伴侶に巡り合うことが出来ました。 その後に荒熊大神の御前にて十二単・狩衣の衣装で結婚式を執り行うことになりました。
病気平癒
参道の赤い鳥居にさそわれて荒熊神社に登り難病に苦しむ人、手術を受けねばならない人達が一心に祈願を致し、大神のお告げを賜り手術成功のお守りを身に付け手術を受けたら、医師が驚くほどすばらしく成功なされて全快し、喜んで参拝される人達が多く神社に登るようになりました。
祭神・祈願目
祭神
本殿
荒熊大神(あらくまおおかみ) 熊鷹大神(くまたかおおかみ) 長者合槌命(ちょうじゃあいづちのみこと)
摂社 末社
天照皇大神、多賀大神、翁大神,緒畑大神、島田大神、金毘羅大権現、 白岩龍神、金剣龍大神、御興津彦大神、御式大神、仲見大神、 弘明之命、弘安大明神、明修大明神、杉光大明神
祈願目
商売繁盛、縁結び、家内安全、病気平癒、交通安全、進学就職成就、大漁満足等
日々幸せに生活していくため、父母、家族、ご先祖様など、全てに感謝する心と全ての災いの種は自分にあると自己を顧みる 心が大切です。 荒熊大神はこの2つの心を磨くことを6つの教えで説いています。
6つの教え
- 謹みて しるし明けき大神と不動明王と弘法大師の霊徳を感謝し奉る
- 謹みて めぐみ深き父母の慈恩を感謝し奉る
- 謹みて つくるなき大衆の恩恵を感謝し奉る
- 我らの信仰は 非行悪言をつつしみ己を完成するにあり
- 我らの信仰は 真実誠心を以て世に盡す人となるにあり
- 我らの信仰は 荒熊大神と不動明王と弘法大師より御力を戴きて強き信念を確立するにあり
ぽっくり弘法大師
ぽっくり弘法大師とは
年代は古くて定かではありませんが、名古屋市緑区大高町の呉服屋に弘法大師の信仰が厚いおばあさんがいました。 おばあさんが四国の善通寺より弘法大師を迎えおまつりしたところ、大変なご利益をいただき、 弘法大師を心から信仰していました。
そのご利益に感謝しながら日々暮らしていたおばあさんは、自分の命が尽きることを悟り、弘法大師の行く末を案じて弘法大師を腕に抱いたまま荒熊神社を訪れ、そのお守りをお願いしました。 「ぽっくり弘法大師」という名の由来は、弘法大師のお守りをお願いした呉服屋のおばあさんが、ぽっくりと安らかな往生を遂げられたのが由来です。
おきょう様・土浪地蔵尊
おきょう様・土浪地蔵尊とは
参道の中腹に鎮座する地蔵尊で、病で苦しんでいる人々、ご先祖様の霊、水子の霊で苦しんでいる人々、幼い子供たちを守り救うお地蔵様です。